発泡スチロールで工作や自由研究にぴったりな超大作作り!夏休み連続ワークショップ

こんにちは!会社から帰るときに、秋のにおいを感じて嬉しくなったあらいもんです👓

7月25日(火)~8月11日(金・祝)の毎週火曜日と水曜日は3週にわたって夏休み連続ワークショップを開催しました。
昨年に引き続き、2回目の開催となった今回は6名のお子さんが参加してくれました!

1週目はスチロールカッター作りとカット練習、2週目はカットとやすり、3週目は塗装と発表と回を追うごとに形ができていくのが楽しいポイント!写真がたくさんあるので、1週ごとにお見せします◎

目次

1週目 スチロールカッター作り・練習

発泡スチロールを切って、やすって、色をつけて、立体造形をするのが夏休み連続ワークショップの主なメニュー!
一味違うのが、発泡スチロールを切るためのスチロールカッターから自分で作るところです。

会場であるRobo&Peaceはテクノロジーを楽しみながら体験できる施設なので、ロボットがたくさんいます。せっかくそこでワークショップするなら、電子工作の要素も取り入れたいと思ってスチロールカッターから作ることにしました。

スチロールカッターの仕組みは簡単。電池と電池ケースとニクロム線があれば作れるくらいシンプルなのですが、立体造形するときに使いやすい形にするために、長ねじを曲げたり、ドライバーを使って土台を作ったり、形を作るところから頑張りました。

自分で作ったスチロールカッターで実際に発泡スチロールが切れたときは感動!各々好きな形を書いてみて、切ってみて、切り方のコツをつかみました。

2週目 カット・やすり・塗装

2週目は1週目で作ったスチロールカッターを使って、どんどん作りたいものの形を切り出していきます。
早く来て、早々にカット作業を終えて、組み立てや色塗りをはじめる子もいて、どんな作品ができるのかワクワク。

滞在時間を自由にしていたら、朝から夕方まで作業し続ける子もいて、改めて子どもたちの集中力に驚いています。
朝から来て、お昼休憩をすませたあとは、みんなで絵具の色を理想(カイリューの色違いカラー)に近づけるために調色合戦をはじめました。

「もうちょっと明るくしたいから白かな?」「ちょっと緑入れてみよう!」と話し合いながら、絵の具を混ぜた結果、結局理想の色にはならなかったみたい。色合わせの難しさを実感していました。

できた色は使わないともったいないということで、発泡スチロールで作ったグローブに使うことに。素敵なグローブになりました。

学校や作る作品も違っても、協力したり、褒めあったりする場面がたくさんあって、ほほえましかったです。
2週目でほとんど完成の子も多かったですが、最終週には発表が待ち構えているので、違った心持ちのよう。
みんな「発表どうしよー!」と言いながら帰っていきました。がんばれー!

3週目 仕上げ・発表

最終週である3週目は残りの作業と発表です。
発表がはじまるのは14時からでしたが、朝から来る子が多く、色塗りや装飾など追い込みをかけていました。
完成している子も追加で作ったり、違う学校の友達と話したり、楽しい空間のようでよかったです。
発表しやすいようにワークシートも作っていたので、記入をはじめる子もいました。

そしていよいよ発表の時間に!先生とじゃんけんをして順番を決めたら、発表をしていきます。
発表というと仰々しいですが、実際は一緒に取り組んできた仲間たちと保護者のみなさんに見ていただいて、質問や感想を言ってもらう感じです。

1番目は緊張するので、先生から。にピ先生は黄金のねこ坐像を、あらいもん先生はステゴサウルスとスチロールカッターの説明をしました。見本で見ていた作品が先生が作ったものだと思っていなかった子も多かったようで、びっくりしてもらいました。頑張ってよかったー!

先生の発表が終わったら、いよいよみんなの発表です。みんなちょっと緊張していましたが、作ろうと思ったきっかけや工夫したところをばっちり教えてくれました。

トップバッターから。モンスターボールの貯金箱を作るというアイデアからはじまって、作り終わった後もポケモンや海の生き物、潜水艦や剣など作れそうなものに果敢に挑戦していました。モンスターボールは養生しながら細かく塗装していて、丁寧な作業でした。発表では船が水に浮かぶところを実演して、みんなからすごいという感想も!発表終了後に作ったウミガメには、3日間で培ったテクニックが詰まっていますね◎

ツムツムが好きだから、ツムツムを作る!と決心し、にピ先生と共同で36個のツムを作りました。
作ったツムを飾るために土台も作って、最終的にはツムツムタワーに!ツムの色分けやツムが映える土台の色も考えているので、一目でツムツムってわかりますね。たくさんの個数を切ったので、カットも大幅に上達して、おまけに作ったゴジータの細かい部分もキレイに切れました◎

最初に作りはじめたグローブを早々に完成させ、最終的には野球ボールに野球メーカーのロゴを飾るという野球要素がギュッとつまった作品を作りました。細かいロゴを慎重にカットし、色もしっかり再現していて、野球愛がなせる業だと感じました。先生たちもちょっとだけ野球に詳しくなったかもしれません。みんなを引っ張っていくリーダーシップも発揮していて、発表も真剣にしてくれました◎

毒キノコが好きだから、毒キノコの家を作ると会場に来る前から決めていて、最後まで毒キノコハウスを作り続けました。毒キノコらしい色合いと形にこだわりながら、生活のしやすさも妥協せずにお風呂やエアコン、パソコンを作るあたりが素敵。世界観もしっかりしていて、ずっとお話を聞いていられるくらいでした。創造力を活かして、世の中にないものを作れるのもDIYのいいところですね◎

フィギュアや記憶を頼りにティラノサウルスを作りました。鋭い歯や青く透き通った目まで再現していて、こだわりを感じます。ティラノサウルス作りに飽きたら、ポケモンを作ったり、他の恐竜を作ったり、休憩まで作り続けるのに驚き。切っているときにできた破片がクジラやハシビロコウに見えると教えてくれて、原生生物シリーズが次々と誕生していました。目の付けどころがいいですね◎

最後はATCから見える海を見て思いついた海のパズル。砂浜感を出すために貝殻をつけたり、海のキラキラ感を出すためにグリッターを使うアイデアが見事でした。発表後に作った貯金箱は中がキラキラで、開くたびに嬉しくなる仕様。倒れないように、土台を作ったり、お父さんの作ったクリーパーに動画を見せてあげるために画面を作ったり、細かいところまでこだわりました。パズルと貯金箱の世界観が統一されていて素敵です◎

おまけ

3日間お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました!
子どもたちが仲良くなるのはもちろんのこと、先生たちまで仲間に入れてくれて嬉しかったです。
キッズDIYキャンプはみんなの拠点なので、これからも工作しにきてください!
先生たちはワークショップの日は毎回いるし、みんな同士も再会できたらいいなと思います。

終わってから気がついたのですが、集合写真を撮ればよかったです。でも写真がなくても、様々な学校、様々な学年がみんなで一緒に工作に取り組んだ時間は夏休みの思い出として、これからも残っていくのではないでしょうか。
作品を見るたびに、夏休み連続ワークショップを思い出してくれたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

ワークショップの先生・メニュー作り担当。
出身は大阪。特徴はメガネで、特技は側転。

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