発泡スチロールも取り扱っている和気産業。販売が終了してしまった独特な形の発泡スチロールが廃棄予定でたくさん倉庫にありました。このまま捨ててしまうのではなく、子どもたちの創作に使うべきだとスチロールカッターのメニューを企画、試作の末、実現しました。
・内容
木材、ボルト、電池ケース、ニクロム線をいちから組み立てて、スチロールカッターを作ります。
電気を流すとどうして発泡スチロールが切れるのか、もっと切れやすくするにはどうしたらいいかを考えながら組み立てます。最後には、自分で作ったカッターを使って、パズルなど発泡スチロール作品作りにチャレンジ!
所要時間:90分
難易度:★★★★☆
対象年齢:小学3年生以上
その他の電子工作メニュー
スチロールカッターで立体造形
小型のスチロールカッターでは切れない大きさの発泡スチロールがあったので、より大きなものを切れる卓上スチロールカッターを作って、それで立体造形ができたらいいなと思って作ったメニュー。
夏休みの3週にわたってワークショップをして、全3回でカット、やすり、塗装、発表と自由研究のように取り組みます。
数日間一緒に時間を過ごすので、最終日には一緒に乗り越えた仲間として、違う学校、年齢でも仲良くなっています。
光るボード作り
とうめいケース作りでも使っているアクリルとグルーガン工作を合体させたメニュー。自分の書いた文字やイラストが光るなんて絶対にワクワクする!と思って作りました。
テープライトが光るように配線したり、ボードが立つようにグルーガンでアイスの棒を接着したり、まさにDIY×電子工作といったメニューです。ボードには絵の他にカレンダーを書く子もいました。カラーペンを使っても可愛い!
・あらいもんの一言
組み立て終わって、実際に発泡スチロールを切ってみる工程になると歓声があがります。
子どもはもちろん、保護者の方もやってみたい!と興味を持つことも多いです。参加した子どもたちが成長して、理科の授業でニクロムが出てきたときに、だから発泡スチロールが切れたのかと解って、より深い学びにつながるのではないかなと思っています◎